Track89

    ノスタルジックが大好きな平成ブロガーの散文

スタジオに入るお金も無い、初心者バンドにオススメな超簡単な練習法

お題「演奏できる楽器」

 

ギターです。(挨拶)

 

若気の至りでバンドを組んでプロを目指していたのですが、まあ売れなかった。

 

ただ、今でもたまーにバンドメンバーと集まってスタジオでセッションしたりすると、すっげえ楽しい。

ギターを始めたばかりの頃って、どうしても一人で練習しがちですが、弾けなくても他のパートと合わせた方が楽しいよ!(Fとかほっとけ)

 

因みに、僕が組んでいたバンドはドラマーがガタイの良い鬼みたいな奴だったのですが、そのまま練習の時も鬼でリズムがずれるとスティックが飛んでくるというリズム天国ならぬリズム地獄でした。弾けなくても他のパートと合わせたほうが楽しいよ!

 

とは言え、学生だった僕らはお金も無く、毎日スタジオに入ることも出来ない。

かと言って、ドラムに合わせないとスティックが飛んでくるという背水の陣だったのですが、そんな時にドラムの奴から教わった練習がこれ。

 

 

メトロノームの音に合わせてメンバー全員で手を叩く。

 

 

いやなんのこっちゃという話ですが。

もし近くに誰か居たら一緒にやってみて欲しいんですが、大体「パパン」てな具合で音がずれるんですよ。

ただ、これが段々息があってくると「パン!」と一つの音になるんですね。

因みに、全員がピッタリ合うと、びっくりするくらいメトロノームの音も消えます。

これどういう事かと言うと、バンドで演奏してる時に楽譜の縦のラインが合うようになるんですね。

 

楽譜で言うとこれの線の部分。⇩

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ここまでで、「パパン!」ではなく「パン!」になっている方なら分かるかと思うんですけど、同じ力なのに音が大きく聞こえるという。

じゃあ、これをバンドで、楽器でやれたら?

 

めっちゃ気持ち良い!

 

バンドは指揮者が居ないので、初心者のうちは結構この縦のラインがズレちゃうんですね。

厳密に言えば、これを音符全てでやれれば理想的ですが、まずは小節の頭だけでも他パートと合うようになるだけでかなり迫力が出るようになります。というか、他がグダグダでも上手く見える。

手でやるのに慣れてきたら今度は生音でも良いので、小節の頭の音だけでも楽器で合わせられるようにしましょう。

当然、一人でやる時もメトロノームの音を消せる(ちょうどのタイミングで手を叩くor楽器を鳴らす)ように各々練習しとくとなお良しです。

そして、次のスタジオではメトロノームを流しながら、今度はアンプに繋いでこれをやってみてください。

 

めっちゃ気持ち良いから!

 

 

もし初心者バンドで「なんか上手く行かないなー」なんて方々が居たら、是非試して下さい。

僕らもスティック投げられながらこれをやったらかなり変わりました。まあ、結局売れなかったんだけど。

 

何かのご参考になれば幸いです。

散文でした。